ダイバーなら一度は遭遇したい幻のサメニタリ(オナガザメ)。
ニタリ(英名:Thresher Shark)は、オナガザメ科オナガザメ属 Alopias 1属のみを含み、ニタリはその一種。
ボディーはメタリックに光り、尾の長い美しい優雅なサメとしてダイバーの中でも人気のサメです。
そんなニタリ(オナガザメ)に高確率で遭遇できるのが、セブ島北部に位置するマラパスクア島。
ニタリ(オナガザメ)狙いのダイビングの詳細をこれからご紹介します。
世界中のダイバーの憧れ!幻のサメ・ニタリ(オナガザメ)を狙うなら、マラパスクア島へ!
マラパスクア島ってどんな島?
セブ島北部に位置する小さな島「マラパスクア島」は、欧米のダイバーに人気の白い砂浜がとてもきれいな島。
白砂のビーチが素敵なのでミニボラカイと呼ばれています。
この島に世界でもココだけというニタリ(オナガザメ)に驚異の高確率で遭遇できるダイビングポントがあります!
1年を通して遭遇できることもあり、実は世界中のダイバーが集まる島でもあるのです。
マラパスクア島へはどうやって行くの?下記の記事をチェック。
【セブからマラパスクア島へ行こう】ホワイトビーチが美しいリゾートアイランドといえばココ!
世界中のダイバーの憧れ!幻のサメ・ニタリ(オナガザメ)を狙うなら、マラパスクア島へ!
マラパスクア島といえば、ニタリと言っても過言ではない!
マラパスクア島にある憧れのニタリ(オナガザメ)に遇えるポイントに案内してくれるのは、日本人経営のエメラルドグリーンダイビングセンター。
エメラルドグリーンダイビングセンターは、ビサヤ地区に5店舗(セブのマクタン店、モアルボアル店、サンタンダー店、マラパスクア店とボホール島のボホール・パングラオ島のボホール店)を展開中の老舗ダイビングショップ。
いずれのショップにも日本人が常駐してるので、言葉の心配がいらないことはもちろん、日本人経営だからこそのきめ細やかなサービスが受けられる嬉しいショップです。
世界中のダイバーの憧れ!幻のサメ・ニタリ(オナガザメ)を狙うなら、マラパスクア島へ!
ニタリ(オナガザメ)狙いは早朝ダイビング
さて、世界中のダイバーが追い求めるニタリ(オナガザメ)が見れる「モナドショール(Monad Shoal)」。
このポイントは、ニタリ(オナガザメ)のクリーニングステーションとなっています。
日の出前くらいから、寄生虫などをホンソメワケベラ(寄生虫などを食べてくれる小さなベラ)に取ってもらうためニタリ(オナガザメ)は、このポイントにやってきます。
ダイバーはこのクリーニングにやって来るニタリ(オナガザメ)を狙って潜ることになるので、早朝ダイビングとなります。
なので、必然的にこのニタリ(オナガザメ)ダイビングをされる方は、マラパスクア島での前泊が必須です。
前日に受付を済ませましょう!
ニタリ(オナガザメ)ダイビング当日は出発が早いので、前日にエメラルドグリーンダイビングセンターへ行き、必要事項に記入とサインをして受付をすませることをお勧めします。
また、自分の器材を持っている人は、ここでスタッフさんに渡しておきましょう。
翌日、そのまま船に積んでもらえます。
また、器材の無い方は、もちろんレンタルでOK!
体にフィットするBC、マスク、フィンなど選んでもらい翌日に備えます。
この日は翌朝のダイビングに備え、遅くまではお酒を楽しまず、早めに就寝しましょう♪
朝5時ごろにショップ集合。
いざ!モナドショールへバンカーボートでむかうこと1時間弱。
暗いうちに出て、ポイントにつく頃には朝日が出て明るくなっています。
船の上は、風が強い日もあるので羽織るものを持参しましょう。
40分ほどでポイントに到着。
モナドショールは、トップの水深が約14mほどに平らな根があり、ブイの設置してあるロープから少し先はドロップオフになっています。
浅いところでは、約25m。
そこから段々と水深が深くなっている地形となっています。
世界中のダイバーの憧れ!幻のサメ・ニタリ(オナガザメ)を狙うなら、マラパスクア島へ!
エントリー&ダイビングスタイル
ダイビングスタイルは、ボートからエントリーし、ロープを伝って根のトップから。
ニタリ(オナガザメ)を見るための場所にはロープが張られていているので、そこから先には絶対に行かないようにしてください。
ニタリ(オナガザメ)保護のため、ストロボ、ライト、指示棒を使ってタンクを鳴らせる、砂の巻き上げやニタリ(オナガザメ)の追いかけは厳禁となってます。
28m前後のダイビングとなるので、アドバンス以上のライセンス保持者が望ましいでしょう。
また、ナイトロックスのライセンスをお持ちの方は、ぜひナイトロックスで潜ることをオススメします!
通常は、水深25mの減圧不要限界は20分程度。
ところがナイトロックスなら、通常のタンク使用より長くニタリ(オナガザメ)を待つことができます。
キレイなボディーのニタリ(オナガザメ)に全ダイバーがうっとり
ニタリ(オナガザメ)ダイビングのスケジュール
朝5時ごろ ショップ集合、ニタリポイントのモナドショールまでバンカーボートで出発
朝6時前 モナドショール到着
朝6時 順次器材を付けてエントリー
朝7時前 ダイビング終了、マラパスクア島に戻ります
朝7時半ごろ マラパスクア島に戻り
朝7時半ごろにはマラパスクア島に戻れるので、この後さらにファンダイビングを楽しんだり、リゾートでゆっくり過ごしたりと、時間を有効活用できるのも良いですね。
マラパスクア島のダイビングはニタリ(オナガザメ)だけでない!
洞窟とホワイトチップシャーク(ネムリブカ)のいる無人島ガトゥ(Gato Island)
朝食後、または前日にマラパスクア島のダイビングを楽しみたい方はガトゥ島がおすすめ。
見えてきたのが、ガトゥ島
ショップ集合は、朝9時ごろ。
バンカーボートで1時間ほどの場所にポツンと現れる島がガトゥ島。
洞窟はガトゥ島の真ん中辺りにあり、島を横断するように通り抜けることができます。
洞窟入口付近の岩の隙間に横たわる
メジロザメ科に属するサメの一種・ホワイトチップシャーク(ネムリブカ)がいるので注意して見てください。
また、洞窟出口付近で泳ぎ回るホワイトチップシャーク(ネムリブカ)もいることがあります。
明と暗のコントラストに浮かぶサメのシルエットに感動!
絶好のシャッターポイントですね♪
ホワイトチップシャーク(ネムリブカ)
神秘的な洞窟出口のコントラスト
また、ウミウシの宝庫ともいわれるほど数多くのウミウシがいるので、地形とウミウシ好きにはたまらないポイントでもあります。
ぜひとも足を運んでほしいフィリピン最後の秘境とも称される
カランガマン島(Kalangaman Island)
更に!マラパスクアに行ったのならば、一度は訪れたい場所の一つ、カランガマン島。
どこまでも続くホワイトサンドバー。真っ白な砂と透き通る海
こちらは、フィリピン最後の秘境ともいわれるほど美しい島。
ダイビングはもちろんですが、スノーケリングでも十分に楽しめる場所です。
スノーケリングだけでもカランガマン島に行けるので、お気軽にエメラルドグリーン
ダイビングセンターにお問い合わせくださいね。子どもたちも大喜びの島、間違いなし!
もちろんダイビングも外せません!
穏やかなポイントでムレハタダイ、カラフルな魚、カメなども見られる、初心者でも楽しめる
ポイントになっています。
ムレハタダイ
運が良ければウミガメにも遇えます♪
カランガマン島は、マラパスクア島からバンカーボートで1時間30分弱。
一度は訪れたいおすすめの島です。
世界中のダイバーの憧れ!幻のサメ・ニタリ(オナガザメ)を狙うなら、マラパスクア島へ!
まとめ
ニタリ狙いのダイビングは、1泊2日が必須条件となります。
初日はカランガマン島で2ダイブ、翌日早朝ニタリダイビングの後、ガトー島に行かれてはどうでしょうか?
マラパスクア島は欧米人が多く訪れる場所なので、バーやレストラン、リゾートも小さい島ながらかなり整っています!
観光客の少ない静かな島で、エキサイティングなダイビングと自然たっぷりな島の時間が楽しめるのもマラパスクア島の魅力かもしれません。
マラパスクア島ダイビング基本情報
年間平均気温 : 30℃
年間平均水温 : 28℃
ウェットスーツ :3mm
ぜひ、セブへ訪れるダイバーのかたは、この幻とも言われるニタリ(オナガザメ)に遭遇してみてください。
きっとあなたのダイビングライフにも大きな影響を与えること間違いないです。
マラパスクア島ファンダイブ詳細
マラパスクア島沿い基本料金
1ダイブ 2,000ペソ
2ダイブ 3,750ペソ
3ダイブ 5,500ペソ
入海料別途150ペソポイントによる別途追加料金
✥モナドショール ファンダイビング
300ペソ(入海料別途50ペソ)✥カトゥ島ファンダイブ
1,000ペソ(2名様以上で催行)✥カランガマン島ファンダイブ(BBQランチ付き)
2,200ペソ(入海料別途500ペソ) *4名以上から催行✥カランガマン島ファンダイブ(BBQランチなし)
1,200ペソ(入海料別途500ペソ) *4名以上から催行
ナイトロックスタンク使用 1本あたり250ペソ
器材レンタル フルセット 1,500ペソ(1日)
エメラルドグリーンダイビングセンターでは、まだまだ魅力あるツアーが目白押し!
下記の記事からもご予約できます。
世界中のダイバーの憧れ!幻のサメ・ニタリ(オナガザメ)を狙うなら、マラパスクア島へ
ご予約はこちらから!